2019年のゴールデンウィーク10連休も終わり、皆さんいつもの日常が戻った頃だと思います。
10連休にキャンプを楽しまれた方もたくさんいたのではないでしょうか?
かくいう私も子供と二人で4月30日、平成最後の日から令和初日を含めた5月2日まで、二泊三日の元号またぎ記念キャンプを楽しみました。
ただ・・・夜の七時半ぐらいにキャンプ場についてこれから設営しようというときに
大雨・・・・・

天気予報で雨なのは知っていたのですが、出発するときはまだ降っていませんでした。
二泊三日ということもあり、私の手持ちのテントで一番大きなノルディスクアルフェイム12.6を持っていったのですが、慣れているとはいえ大雨の中のヘビー級の重さのテントの設営は結構大変です。

目次
母子キャンプ・女子キャンプ 雨でも設営しやすいテントは?

雨の予報ならキャンプをやめる、というのが一番いいと言えばいいのですが、雨予報ではなかったのに着いたら雨が降っているということもあることです。
そこで帰るか、それともそのままキャンプを継続するかの決断をせまられることになりますが、旅行がてら遠方まで来てしまっていると「何もしないで帰る」というのもなかなかしにくいですよね。
ホテルを取ろうにも繁忙期で空きがなかったり、キャンプで予算を組んでいたので急にホテル代となっても出費が痛かったりすることもあります。
そんなときのために雨でも設営しやすいテントを一つ持っていると非常に便利です。
ではどんなテントが雨でも設営しやすいでしょうか?
短時間で設営ができるワンタッチテント
あたり前ですが、一番の前提は「設営が簡単で時間がかからない」ということです。
設営が短時間で簡単なのはやはり「ワンタッチテント」です。
現在は色々なテントメーカーからワンタッチテントが販売されていますので、選択肢もくさんあり自分の好みのテントが見つかると思います。
Quechua(ケシュア) 2 SECONDS EASY
「ワンタッチと言えばケシュア」というぐらい有名なワンタッチテントです。
おそらく数あるテントの中でもこのこのタイプのワンタッチが設営がもっとも簡単だと思います。
袋から取り出すだけで勝手に自立するので、あとはしっかりペグを打つだけという簡単さ!
私がキャンプを始めたときに一番最初に買ったテントですが、今も愛用しており5年以上経っても十分使えるので、非常に信頼できるテントです。
大雨のときにもこのテントでキャンプしたこともありますが、水が漏れてくることもなく、それほど大きくないので乾かすのも撤収も楽、という本当にありがたいテントです。
初心者で設営に自信がない人は最初にこちらを買って、テントを買い換えても雨用にそのまま置いておくと長く使えて便利ですよ!
私もこれからもまだまだ使います。
ただしケシュアを購入した方は、初めてキャンプに行く前に必ずテントたたむ練習をしておきましょう!
収納するのにコツがいるので、いきなりぶっつけ本番でキャンプに行くとたたむのに大変苦労する可能性があり、最悪たためないで車に押し込んで帰ってくるハメになるかもしません(私は一度たためないで帰った人を見たことがあります)
コールマンクイックアップドーム
コールマンからもワンタッチテントが販売されており、ケシュアほどではないですが、こちらも設営は簡単でお値段も手ごろです。
ただ、フライシートをインナーテントと固定したり、ガイロープを張ったりと若干の手間はかかるので、特別コールマン好きというわけでないなら私はケシュア推しです。
DODワンタッチテント
DODから販売されているワンタッチテントは紐を引いて骨組みを開く造りになっていて、こちらも設営・撤収は非常に簡単です。
開くときに少し力が要りますが、基本的には傘のように開くので特に難しいことはなく設営できます。
ケシュアは何回も使ってるとテント自体かに「クセ」がつく(何度も設営してたたんでを繰り返すと少しヨタってきます)のですが、こちらは骨組みがあるのでそういった心配もありません。
初心者の方にも雨対策にもおすすめのテントです。
キャプテンスタッグクイックドーム(4~5人用)
ワンタッチの大半が2~3人用を展開しているのですが、こちらは珍しく4~5人用と広いテントです。
3~4人用もあります。
子供と二人なら2~3人用でも大丈夫ですが、大人一人に子供が二人で合計三人になると、2~3人用だとかなり狭いです。
荷物も入れるとなると、人が寝るのも厳しくなってしまうので、もう少し大きなテントが欲しい人にはこちらがオススメ!
キャプテンスタッグは比較的安い価格帯のメーカーですが、製品はしっかりしていて私も道具など愛用しています。
こちらは4~5人用
キャプテンスタッグ公式ページより引用
こちらは3~4人用
キャプテンスタッグ公式ページより引用
荷物が少なめなら親子三人で3~4人用でも大丈夫ですが、それなりに荷物があるなら4~5人用のほうが安心でしょう。
キャプテンスタッグ公式ページより引用
こちらもフライシートをかぶせたり、マジックテープをポールに巻きつけたりという手間はあります。
ワンタッチテントは上記のケシュアのような「勝手に自立タイプ」とDODのような「骨組みで支える傘タイプ」があります。
設営する手間は圧倒的に「勝手に自立タイプ」が楽ですが、あまり大きいものがなかったり、折りたたむのにコツが要ったりするので、三人以上でキャンプをしたりたたむのに自信がない場合は傘タイプも検討してみましょう。
ワンタッチテントも、動画だとすごく簡単にたためているように見えても、実際に自分でやってると結構力もいるしコツもいります。
キャンプ本番前に最低一回は設営・撤収の一通りを練習してから行くようにしましょう
空気を入れるだけ!エアフレームテント

ワンタッチに次いで簡単に設営できるのが、空気を入れて設営する「エアフレームテント」です。
空気を入れれば雨でも一人で簡単に設営することが出来るので、非常に楽だし普段のキャンプなら子供も一緒に楽しく設営できるでしょう。
ロゴスエアマジックドーム
現在のエアフレームで一番メジャーなのがロゴスのエアマジックだと思います。
こちらはキャンプ用品店やスポーツ店でよく展示されているので、実際に見たり触ったりしたことがある人も多いと思いのではないでしょうか。
エアフレームと聞くと、なんだか空気が抜けたりするんじゃないか・・・と不安になったりしちゃいますよね。
ですが私も以前この商品が展示されているのを見て実際に触ってみると、フレームが厚みがあってすごくしっかりしていて、とても安心感がありました。
鋭利なものが刺さったりなどない限り、普通にキャンプしている分には穴が開いて空気が漏れるという心配はなさそうだな、という印象です。
大人三人用のテントでおよそ一分半が目安で設営できますし、収納もとても簡単なので予算が許すなら、むしろワンタッチよりこちらの方がオススメです(私も一つ欲しい)
ヘイムプラネット エアフレームテント
近未来的なデザインでとっても目立つヘイムプラネット。
設営も空気を入れるだけととても簡単なのと、とにかく目立つし格好いいですよね!
一度見てみたいなとは思っていますが、いまだに展示してあるのも実際に使っている人も見たことはないです。
こちらを買ってキャンプに行ったら、みんなの視線を集めること間違い無しの一押しのテントです!
テントが乾かないまま持ち帰ることを考えておこう
雨の日にキャンプをしてテントが一度濡れてしまうと、撤収の日に朝から快晴でもない限りなかなか乾ききりません。
乾かない場合は家に持ち帰ってしっかり干さないと、そのまま放っておいたらカビが発生してしまいます。
大きく干すスペースが取れるなら全く問題がないですが、なかなか大きなテントを干すスペースが無いという方もいると思うので、そういった場合はテントを購入する際に干す場所のことも考えて購入しましょう。
休みで晴れた日に公園などに行って干す、という手もありますがなかなか面倒です。
雨の日はキャンプに行かないという方でも、急な雨に見舞われてしまうことはどうしてもありますので、出来れば自宅で干せるテントの大きさを考えて購入するのが一番です。
まとめ
雨の日はとにかく早く設営できるテントがおすすめです!
私もキャンプはかなり行っていますが、いまだに雨の日はワンタッチテントを愛用しています。
設営さえ出来ていまえば、あとは必要最低限のものをテントの中に入れるだけなので、まずは簡単に設営できるテントを一つ持っておくのが雨の日もキャンプを楽しむコツになります。
慣れればタープもあった方が雨でもバーベキューなんかも出来ますが、タープがなくてもテントの中でおやつやパンを食べて、家族で話をしたりカードゲームをするだけでも楽しいんです。
むしろ子供はそっちのほうが喜ぶかもしれません。
キャンプは親子がたくさん話が出来る絶好の機会なので、雨の日はテントにこもってのんびりするのも楽しいですよ。
キャンプだからと行って、料理をしなければならないわけではないし、別に外食したっていいんです。
キャンプの醍醐味の一つには、テントというそれほど広くない空間で家族や仲間と一緒に過ごす、ということがあると思います。
そこでは家と違って、したくないことをや出来ないことはしなくても全然大丈夫なのです。