私がこの病気になって、心配したのが「冠攣縮性狭心症って飛行機に乗れるの?」ということでした。
旅行が大好きなのですが北海道に住んでいるので、どこか遠方に行こうと思ったら飛行機に乗るしかありません。
フェリーや青函トンネルで新幹線という手もありますが、フェリー乗り場や青函トンネルの新幹線が乗れる駅まで行くのに車で5時間とかかかるので、とてもとても無理です・・・。
とりあえず主治医に聞いてみると
「大丈夫ですよ」とアッサリ・・・
(症状によると思いますので必ず主治医に確認しましょう)

目次
冠攣縮性狭心症の患者が飛行機に乗るときに気をつけること
主治医からは飛行機に乗っても大丈夫と言われたので安心しました。
乗れなかったら旅行に行こうと思っても、北海道内をウロウロするしかありません。
フェリーでのんびり旅行なんて定年にならないと出来なさそうですし(笑)
ただ、念を押して言われたのが
「絶対にニトロはすぐ使えるように持って乗ること。間違っても預ける荷物の方に入れてしまわないようにすること。」
です。
もし発作が起きたときに、間違えて預けた荷物の方に入れてしまっていたら使えないですからね。
冠攣縮性狭心症でニトロを忘れないために
飛行機に乗るときはもちろんですが、普段でもニトロはいつでも取り出せるところに携帯しておかないとと思い、私はニトロペンダントを必ずつけて出かけています。
このタイプを使っていて、防水でとても丈夫なケースです。

中には3錠入れておけるので、これひとつあれば旅行などでも安心です。
さらにいつも持ち歩いている財布にも2錠、旅行の際はさらにピルケースに入れて3錠持って行って、どれか忘れても大丈夫なようにしています。
このニトロケースはパッキンがついていて防水仕様なので、温泉に入るときも必ずつけて行っています。
発作が起きたときに、脱衣所まで薬を取りに行く余裕があるかわからないので、このペンダントのおかげで安心して温泉にも入ることが出来ています。
チェーンがついているタイプのものは高いですし、私は金属アレルギーがあるので
皮紐を使っています。
また、防水仕様ではないですが
こんなオシャレなケースもあります。
防水じゃなくそれほど丈夫でもなくて良いなら、安いものもたくさんあります。
ただ、私は何かあった際に万が一、中のニトロが砕けていたり湿っていたりして、いざというときに使えなかったらと思うと心配がないものを選びたかったので、上記のものにしました。
冠攣縮性狭心症の人は飛行機に乗るときは寝不足や疲れに気をつけようく
私は不摂生をしたり、疲れがたまったりしていると発作が出やすくなる傾向があります。
とりあえずはニトロがあれば安心ですが、旅行で発作が出ないにこしたことはないので、数日前から体調には気をつけるようにしています。
国内なら行きたい場所まで大体2~3時間あれば着くので、ニトロがあれば心配はいらないのですが、子供2人で行ったときに発作を起こして子供に心配をかけたくないのもあるのです。
旅行の前日なんかは楽しみで寝られないのですが、とにかく早めに布団には入るようにしています(笑)
お酒を飲んだり過剰に飲食したりしない・逆に飲まない食べないも避ける
私はお酒が発作の原因のひとつでもあるので、飛行機に乗るときはアルコールは絶対に摂らないようにしています。
また、お腹が空きすぎて気持ち悪くなったりするのを防ぐために、軽く物を食べてから乗っています。
機内は乾燥するので水分も適度に摂っています。
これは冠攣縮性狭心症じゃなくもあてはまることですね。
まとめ
以上のことを気をつけて、私はこの病気になってから2度飛行機に乗って旅行に行っています。
冠攣縮性狭心症になったからといって、どこにも行かずに引きこもっていては人生楽しくないですよね。
もちろん無理は禁物ですし医師に確認は必要ですが、少し気をつけることがあるだけで、出来ることは病気になる前とそれほど変わっていないです。
ニトロは絶対に忘れない、体調に気をつけるをしっかり守ってこれからも色々なことを楽しんで行きます!
今年は子供が受験生なので、無事に高校に入学したら海外旅行にも行きたいです。