先日一日何度も発作の前兆があるので、かかりつけ医に行って薬が二種類増えました。

どちらも血管を拡げる薬なのでこれで発作が落ち着くだろうと安心していていたのですが、そうもいかず・・・。
冠攣縮性狭心症の発作が頻繁に出たときは今までの記録を見直してみる

また夜中のAM1:30ぐらいに発作の前兆らしきものが現れました・・・ヽ(;´Д`)ノヤメテー
すぐにミオコールスプレー発射の用意をするのですが、胸がモヤッとするのが3分ぐらいでおさまって、本格的な発作にまでは至りませんでした。
硝酸イソソルビドテープを貼って寝ているので、貼っていなければ発作まで行っていたかもしれませんね。
そのときは30分ぐらい様子を見て、二度ほど小さいモヤッがありましたが発作になることはなかったのでそのまま寝ました。
朝起きてから軽く食事を取って、子供の朝ごはんを用意したり歯を磨いたりして、ウォーキングをしていたらまた胸がモヤネヤ・・・。
このときもミオコールスプレーは使わずとも発作まではいたらずに3分ぐらいでおさまりました。
もう・・・
いい加減にして!ヽ(`Д´)ノ
夜中や朝方にに狭心症の発作で目が覚めてしまうし、一度発作が目が覚めると、おさまっても心配でしばらく寝られないしで、発作が続くと完全に寝不足になります。
仕事はいつも通り行かなければならないし、辛いですよね。
なぜ発作が増えるのか
いつもと変わらない生活をしているのに発作が増える原因は、と医師に聞いてみたら
・疲れ
・ストレス
・寝不足
・季節の変わり目
・お酒の飲みすぎ
・タバコの煙
などだそうです。
冠攣縮性狭心症は動脈硬化によって血管の内側が狭くなるのではなく、血管が痙攣(けいれん)(=攣縮)してしまうことで狭くなる狭心症です。
症状は体に負荷をかけたときではなく、典型的には夜中や明け方寝ている時に自覚します。発作のきっかけとしては喫煙、寝不足、過労、ストレス、お酒の飲みすぎなどがあります。寒暖差もきっかけになることがあり、季節の変わり目で症状が悪化する方や、この時期だとクーラーの刺激で発作を起こしてしまう方もいます。
乾小児科内科医院HPより引用
季節の変わり目でなんで体調が悪くなるの?
季節の変わり目って
狭心症だけではなく、色々な病気で季節の変わり目は注意、ということが言われますが、そもそもなぜ季節の変わり目に体調が悪くなるのでしょうか。
理由として、寒暖差が激しい季節の変わり目には、自律神経が乱れやすくなります。
自律神経が乱れることによって起こる心身の不調は、食欲不振・微熱・倦怠感・不眠・便秘・憂うつ・無気力などがあります。
この自律神経が冠攣縮性狭心症には大きく関係していると言われています。
冠動脈に強い動脈硬化がなくても、自律神経の微妙なアンバランスから突然、冠動脈がけいれん・収縮(攣縮=れんしゅく)してしまい、結果的に狭心症と同様に心臓の筋肉に十分な血液が行きわたらず、狭心症の症状が出ます。これを「冠攣縮性狭心症」といいます。
新宿グリーンタワー内科クリニックHPより引用
「冠攣縮性狭心症にストレスが良くない」と言われるのも、ストレスが自律神経を乱す原因になるからなんですね。
特にこれから寒くなる時期の季節の変わり目は、寒さ対策をして体が急な寒暖にさらされないように気をつけましょう。
発作がいつ起きたか、どんな症状だったか記録を取っておこう
私はこの病気になってから、何月何日何時に発作が起きたか、ニトロは何回使ったか、症状はどの程度だったかなどを手帳に記録しています。
今回発作が増えたので、昨年の9月はどうだったか手帳を見直してみたら、昨年も9月は一ヶ月に三度ほど発作が起きていて、あまり調子は良くなかったということがわかりました。
これから何年もつけて行けば、いつごろ症状が出やすいかなどの傾向がわかると思います。
普通の手帳でもいいですし、体調管理ノートというものもあるのでこういったものを活用すると、忘れずにわかりやすく記録できます。
●自分や家族のからだに関する情報を一冊にまとめておくことが可能なノートです。
●親族、家族の体質や病院のこと、また通院の予定、医療費のことなどを一冊にまとめられます。
●からだ5年記録や、予防接種、検診記録など書いておくことで必要なときに確認できます。
●毎日記入する必要はなく、必要に応じて記入するノートです。健康情報メモや保険についてなど、気軽に使える項目もあるので、若い世代や健康な人にも役立ちます。
●巻末には日常生活の中で役立つからだ基礎知識ページ付きです。
●病院の領収証や検査結果の紙などをまとめて収容できるクリヤーホルダー付き。
●書類を入れると外側からは文字が見えにくくなるセキュリティ仕様で安心です。
Amazon商品ページより引用
このノートは5年間記録をつけられるので、一冊用意しておけば、もし不調があって病院に行ったときにも非常に説明がしやすく便利ですよ。
発作のときの様子だけではなく、発作が起きる前の日に何か思い当たる原因、たとえばお酒をいつもより飲みすぎたとか、会社の飲み会などがあってタバコの副流煙をたくさん吸ったとか、も記録しておくと良いです。
何か変わった出来事があってストレスがかかったなど、気になることは記録しておきましょう。
時間がたって見直したときに、共通することがわかるかもしれません。
まとめ
冠攣縮性狭心症の発作が出たときは、その都度記録をしておきましょう。
発作の日時や発作の強さはどのぐらいだったか、時間はどのくらいだったか、ニトロは何回で効いたか、ニトロが効くまで何分ぐらいだったかなどです。
他に発作が起きる前に、何か普段と違うことなどがあったらそれも記録しておきましょう。
お酒を飲みすぎた、脂っこいものを食べ過ぎた、タバコの副流煙を吸った、嫌なことがあって非常にストレスを感じた、などなど。
記録を重ねていくと何があったときに発作が出やすいか、一年のうちいつが発作が起こりやすいかなどがわかるのでとても参考になりますよ。