週末に東京に行ってきました!
一番の目的は、今年の夏に息子の希望で乃木坂46の聖地めぐりをしたときに行った、「紀の善さんの抹茶ババロア」を食べることでした。

あまりに美味しかったのでどうしても食べたくて、マイルを使って東京旅行に行くことにしました。
観光でどこに行こうか迷っていたのですが、息子は博物館を見るのが好きなので大きな博物館に行こうと思って調べたら、有名どころの博物館としては
・東京国立科学博物館
・東京国立博物館
の似たような名前の大きな博物館が二つ・・・。
どちらにしようか考えて、今回は特別展示で「ミイラ展」をやっている東京国立科学博物館に行ってきました。(ミイラ展は2020年2月24日までです)
目次
東京国立科学博物館のミイラ展は本当に見所満載で超オススメ
ミイラというと「不気味」「怖い」というイメージがありますよね。
ですが、それと同時に「見てみたい」という好奇心も出てくるのではないでしょうか。
今年は息子が受験生なので、高校に入学する来年の春までは旅行に行けることはないので、今回の東京旅行を逃すともう見る機会はないだろうと思い、行ってきました。
この展示は世界のミイラが43体集められたということですが、それほどのミイラを見られる機会はもう一生ないと思います。
そして、実際に見てきた感想としては「行って良かった!面白かった」でした。
もし行こうか迷っている人には、自信を持ってオススメしたいです。
世界各地の色々なミイラが集結していて迫力満点
ミイラ展は写真撮影や動画撮影は一切禁止なので、内部の写真は撮れません。
ですが公式のHPほか、関係先のHPでも画像が出ているものがあるので、調べれば写真で見ることができるものが何体もあります。
ですが、やはり実際に見るのとは迫力が全然違いますので、博物館に行ける人は実際に間近で見て欲しいなと思います。
ミイラごとにきちんと説明文があるので、そのミイラごとの時代の背景やCTスキャンで初めてわかったことなど、興味をそそられる内容が満載です。
ミイラと言えばエジプトなイメージが多いと思いますが、南米やヨーロッパでもミイラがあったのはすごく意外でした。
また自然にミイラになったのか、人工的にミイラにしたのかという違いもあったり、その地域ごとによってミイラの埋葬方法が違ったり、ミイラだけではなくその背景にある文化が感じられるのもとても面白いです。
時を超えてずっと昔に生きていた人の体がそこにあるということの不思議

まさに悠久の時を経て、という表現がピッタリのミイラ。
中には何千年も前のミイラもあるので、見ていると「はるか昔、何千年も前に生きていた人の体がここにある」ということに、一種感動を覚えました。
永遠の命を求めたものだったり、生きているように敬うようだったりと、ミイラになった理由はそのミイラごとによって色々な背景があります。
どのミイラも間違いなく昔は生きていた人間のものであり、その体が朽ちることなく保存されて、何千年のときを超えて今、目の前にあるという経験はとても不思議な感覚です。
なんとも言葉では言い表せないのですが、ぜひこの感覚を味わっていただきたいです。
今、展示されているミイラの方も、まさか自分が何千年もあとに聞いたこともない異国の地で、何十万人にも見られることになるなんて生前は想像もできなかったことでしょう。
最後の方にある日本のミイラは圧巻です!
日本にもミイラがあり、自然に出来たミイラとしては「兄弟のミイラ」があります。
そしてその他に、自らの好奇心でミイラになった「本草学者のミイラ」と、言葉を聞いたことぐらいはあるかもしれませんが「即身仏」が展示されていますが、このお二方のすごいのは、「自ら希望してミイラになった」ということです。
この2体以外のミイラは死後に自然に出来たものか、人の手によってミイラになったものです。
即身仏は日本に現在二十数体あるということで、今回のミイラ展にその中の一体「弘智法印 宥貞」という方の即身仏がいらっしゃって、普段は福島県浅川町の曹洞宗貫秀寺におられるそうです。
この即身仏になるまでは本当に物凄く大変な苦行で、即身仏になる前の準備の段階で何年も何十年もかかり、さらに最後は一人で土の中でお経を唱えながら永遠の瞑想に入るということでした。
人々の尊敬と信望を集めた宥貞は、現在は即身仏としてこの貫秀寺薬師堂に鎮座しています。全国に即身仏は現在20数体ありますが、弘智法印 宥貞のように疫病治癒祈願という人々のために薬師入定した例は、国内では類がないと言われています。また、福島県では唯一の即身仏となっており、それに付随する入定石棺、木棺及び宥貞法印行状記は、浅川町指定文化財に指定されています。
浅川町HPより引用
しかもその理由が「疫病治癒祈願という人々のため」という・・・。
なんとすごい方なのだろうと思いました。
実際に見るとわかると思いますが、そのお姿がすごく優しいというか、穏やかで本当に見守っているような表情なんです。
そしてなんだか可愛らしいです。
思わず手を合わせる人がいましたが、本当にそんな気持ちにさせられるお姿でした。
この機会がなければ一生そのお姿を見ることがなかったと思うので、これだけでも今回ミイラ展に行って良かったと思います。
ミイラ展のグッズ販売はオリジナル商品がたくさんあって面白い
こちらのページをご覧ください。
思わずクスッと笑ってしまうような、可愛いグッズがたくさんあります。
本当にここでしか買えないものが置いてありますので、ぜひ手に入れちゃいましょう!
ミイラ展と言えば、ガチャ!500円とお高いが出来は最高。アンナの頭蓋骨、アンナの頭蓋骨と続き両替、ネコのミイラ、カノポスの壺。ここで止めるつもりが4種類中3つなので両替!アンナの頭蓋骨⤵️最後は開けずに帰宅。結果は、ネコのミイラ。#国立科学博物館 #ミイラ展 pic.twitter.com/wx2bhreVDj
— 70 of The Dead (@70ofTheDead) November 21, 2019
今回の #ミイラ展 で
ガチャも楽しみに
していたんだ~
で!4種類のミイラがあって
4回で‼️コンプリート‼️ pic.twitter.com/7FjItLMPCw— まぁこ (@Ma_Ko_ne_san) November 15, 2019
そして、海洋堂のミイラ展ガチャは何回も回している人がいて、コンプリートを狙っている人がたくさんいるのだろうなと思いました。
ミイラ展だけでも面白いですが、最後にグッズやガチャをゲットすると記念になると思いますよ!
土日は混んでいるので、出来れば平日を狙おう
私は土曜日の13時ぐらいに行ってきましたが、大変混雑していました。
ひとつのミイラを見るのに長いときだと10分ぐらい待っていたので、展示を全部見終わるまでにかかった時間は二時間半ぐらいです。
それでも周りの説明文を読んだり、展示してあるミイラにちなんだ道具などを見ているうちにミイラに近づいていくので、そこまで待った感じはないかもしれません。
混雑はしていますが見られないということはないので、土日しか行けない人でも多少時間はかかりますが大丈夫です。
これから冬休み期間に入ると平日でもそれなりに混んでいるかもしれませんね。
こちらで混雑状況を知ることもできます。
まとめ

東京国立科学博物館で開催されている「ミイラ展」は、色々な時代の様々なミイラを見ることが出来るとても貴重な展示です。
生のミイラを一気に何体も見ることが出来る機会は、おそらくもう無いと思いますので気になる人はぜひ行くことをオススメします。
私は今回行っておいて本当に良かったと思いました。
ミイラの展示以外にも、ミイラ展グッズの販売やガチャ、国立科学博物館の常設展示もとっても楽しめます。
意外と子供連れやカップルなど、若い人が多かった印象がありますので、展示の内容とは裏腹に会話がたくさん聞こえてにぎやかでしたよ。
お子さんと一緒に行ったら勉強になるし、命というものを考える良いきっかけにもなると思います。