先日、朝の情報番組「スッキリ」で「妻のトリセツ」という本が取り上げられていました。
内容が面白そうだったので早速読んでみた感想ですが・・・
世の中の男性が読んだら、夫婦仲を良く保つのに一役買ってくれるんじゃないかな、とは思います。
妻のトリセツを読んでみた感想

簡単にまとめると、男性が女性の怒りトリガーを引かないようにこころがけること、がたくさん書かれています。
ただ、ネット上では本の内容に関して
「こういうのいやだな~『女は共感して欲しい』とか、勝手に代弁してレッテル貼りしないでほしい」「理不尽な妻のご機嫌取りを男性に一方的に要求しておいて、『うまい夫婦の付き合い方』としてるのも失礼な話でしょ」「男尊女卑じゃなくて女尊男卑だよこれw」「お互い頑張ってるのに、妻ばかりフィーチャーされるのは違くない?」「私が『あっち行って』と言う時は裏テーマありません。ほんとにあっちに行って欲しいときに言います。構わなくていいですよ」
などと女性側からの違和感を訴える声が多い結果となっている。
夫の立場である男性側からの意見も見たところ、
「こんな面倒な嫁じゃなくてよかった」「スッキリでやってる妻のトリセツ特集クッソめんどくさいな…不満があったら『察してくれ』、喧嘩したら『あなたが悪いから謝れ』って何事も夫が折れたら解決ってこと?そんなの夫がストレスで仕方ない」「セクハラに妻のトリセツ、男性受難の日々だな」
と反論の声が多数上がっていた。
niftyニュースより引用
女性からも男性からも反論の声が上がっているようです。
確かに本を読むと、男性が我慢することが多すぎるという印象がないこともないです。
ただ、女と男の気持ちがどうしてすれ違ってしまうのか、というところを見ると「そうそう、あるある」という場面がたくさんあって、思わずクスッとしてしまいました。
男性側から見ると「またくだらない世間話だよ」、と思うかもしれませんが女性はただ話しを聞いてくれて相づちを打ってくれるだけで満足、ということが確かに多々あります。
そこに正論を持ってきて、「それはこうじゃないのか?」なんて説教じみたアドバイスでもされたら、「ただ話しを聞いて欲しかっただけなのに!私の気持ちをわかってくれない!」と思う女性も確かにいると思います。
全ての女性がそういうわけではないと思いますが、例えば旦那さんの転勤で引越ししてきて、周りに知ってるいる人もいないような環境だと、直に話が出来るのは旦那さんしかいません。
その旦那さんが話を聞いてくれないとなると、昼間に家事・育児に追われている女性はやはり寂しくなってしまいます。
女性って基本的に話をするのが好きな生き物ですから(笑)
妻のトリセツは男性にも女性にもおすすめ
男性が読むと、「なんで男が我慢ばっかりしなきゃならないんだよ!」と思うかもしれない内容ですが、一通り読んでみると「女ってそういうところがあるんだな」と思えるところもあると思います。
今までの結婚生活を振り返って、「たしかに妻はそういうところがあるな」と心当たりがある男性も多数いるかもしれません。
男性にとっては不条理な女性の言動も「そういえば本にこう書いてあったな」と思えれば、いつも条件反射的に自分も怒ってケンカになっていたのが、ケンカになる前に少しでも気持ちが収まるかもしれません。
それだけでも一読の価値はあると思いますよ。
また女性が読むと、「そういえば私もこんな風に言われて、夫にイライラ怒っていたな」と反省するところもあるかもしれません。
男性から返ってくる返答が自分に取って満足のいかないものでも、「本で読んだら男性からはこういう返事が返ってくるけど悪気はないのね」と夫との会話でもイチイチ腹が立たなくなる可能性もあります。
「この人に察しろなんて、言われてみればそんなの無理よね」、とあきらめもつくかもしれません(笑)
特に、まだ付き合って浅い男女や、長年連れ添ってお互い不満を持っていても「言うのも面倒くさいから我慢」している夫婦は、読んだら色々と参考になる部分があると思いますので、ぜひ手に取ってみることをおすすめします。